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【選び方解説します】結局FX業者は国内か海外どっちがおすすめなの?

本記事では、国内外FXの特徴やリスクの違いを基にそれぞれどんな人が向いているのかを解説します。

FX業者は数が多く、せっかく口座を開設し、トレードを始めようと思っても、業者選びの段階で離脱してしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はよく巷で議論されている、国内FX業者か海外FX業者のどちらを使うべきか問題について、8つの項目で比較し、解説していきたいと思います。

本記事はこんな人の悩みを解決します!

✅口座選びに迷っている人

✅国内FXと海外FXの特徴が分からない人

FX業者は大きく分けると、日本の金融庁から許可を得ている国内FX業者と無登録の海外FX業者の2つに分類され、それぞれで大きな違いがあります。

FX口座開設のフロー

無登録業者と言うと聞こえが悪いですが、それぞれ長所と短所がありますので、どちらが自分に合っているのか判断してみてください。

国内/海外FX業者の選び方

〇国内口座がおすすめな人

・スキャルピング、デイトレードメインの方

・少なくとも数十万円の元本が用意できる方

・業者倒産時のリスクに備えたい方

・課税所得330万円以上の方

〇海外口座がおすすめな人

・スイングメインの方

・低資金から運用したい方(ハイレバ取引)

・相場急変動時のリスクに備えたい方

・課税所得330万円未満の方

・低資金から豪華なボーナスを獲得したい方

筆者

国内一択!海外一択!みたいな記事は偏った意見になってるから全部は信じない方が良いヨ。

▼本記事での“国内FX業者”と“海外FX業者”の定義について
〇本ブログでの定義

国内FX業者:日本の金融庁の許可を得ているFX業者

海外FX業者:日本の金融庁の許可を得ていない無登録業者

他のサイトもこのような分け方をしていることが一般的です。


目次

国内FX業者と海外FX業者の比較

① 最大レバレッジ

国内FXと海外FXでは最大レバレッジが大きく異なります。

国内FX業者 海外FX業者
最大レバレッジ 25倍

400~1,000倍

(業者による)

国内FXは最大25倍であるのに対し、海外FXは最大数百倍以上となっています。

そのため、最大レバレッジが低い国内FXでは、いわゆるハイレバ取引ができません。

筆者

でもハイレバ取引って危険じゃないの?

同じ値幅逆行した際にレバレッジが高い方が損失が大きい点では危険だと言えます。

一方で、最大レバレッジが低い国内FXでは、強制ロスカット(損切)までの値幅が小さくなります。

そのため、少額(数千円程度)から運用したい方は、海外FXでのハイレバ一択になってしまいます。

また、一攫千金を狙う場合もハイレバの方が有利になります。

筆者

運用法によって選択すると良いヨ。

② スプレッド

各業者の口座タイプにもよりますが、国内FX業者は海外FX業者に比べて、スプレッドが狭い傾向があります。

スプレッド(目安)

国内FX業者

(スタンダード口座)

海外FX業者

(スタンダード口座)

USD/JPY 0.1~0.3pips 0.8~1.6pips
EUR/USD 0.1~0.3pips 0.8~1.6pips
GBP/JPY 0.5~1.0pips 1.3~4.0pips

スプレッドは取引手数料のようなものです。

そのため、スプレッド幅は狭ければ狭い(小さい)方がトレードが有利になります。

デイトレードやスキャルピングをする方はスプレッドも口座選びの判断材料にすると良いでしょう。

筆者

口座開設の際、スキャルピングを許可していない会社もある点は注意ダヨ。

③ 入出金スピード

国内FX業者は海外FX業者に比べて入出金スピードが速い!という口コミをよく見ますね。

それは恐らく現役トレーダーじゃない人が書いた記事・情報だと思います。

実際はどうなのでしょうか。

入出金スピード 国内FX業者 海外FX業者
クレジットカード

入金:即反映

出金:数日(カード会社による)

入金:即反映

出金:数日(カード会社による)

銀行

入金:即反映

出金:2,3営業日

入金:30分~1時間

出金:2,3営業日

実際は今回比較したクレジットカードと銀行以外にもpaypalやbitwalletなど業者によって様々な入金方法があります。

クレジットカードと銀行送金に関しては、国内FXも海外FXも大差無いことが分かりますね。

注意点として、よく分からない業者は国内外関わらず入出金トラブル報告が多いので使用はオススメしません。

④ 強制ロスカット水準

FXでは、レバレッジ取引をすることが一般的です。

そのため、資金に対する含み損の割合が一定額を上回ると強制的にロスカット(損切り)されてしまいます。

もう少し専門的な言い回しをすると、証拠金維持率が一定値を下回ると、強制ロスカットになります。

強制ロスカット水準(目安)

国内FX業者 海外FX業者
証拠金維持率

30~50%

20%が多い

国内FXの方が海外FXに比べ、強制ロスカットとなる証拠金維持率の基準値が高い傾向にあります。

これは顧客の資金を守るためだと言われています。

逆の発想をすると、国内FXよりも海外FXの方が大きな含み損に耐えられます。

⑤ 追証制度とゼロカットシステム

国内FXと海外FXでは、大きな損失が出てしまった際の処理が異なります。

国内FX業者 海外FX業者

相場急変での

多大な損失時

追証制度 ゼロカットシステム

損失補填として、国内FXでは「追証制度」、海外FXでは「ゼロカットシステム」が採用されていることが一般的です。

追証制度(国内FX)

相場の急変動で口座残高以上に損失額が生じたとき、

損失=口座残高(全損)+超過分(借金)

後日超過分の請求(追証)の連絡が来ます。

ゼロカットシステム(海外FX)

相場の急変動で口座残高以上に損失額が生じたとき、

損失=口座残高(全損)

超過分は業者が全て負担してくれます。

FXでは、数年に一度、突発的で回避不可能な〇〇ショックや〇〇クラッシュのような異常な値動きが起きます。

そのため、万が一のリスクに備える場合は、追証が無い海外FXを選択する方が無難です。

一方で、ファンダメンタルズの影響を受けにくいスキャルピング取引をする方やレバレッジ1倍で取引する方であれば、特に気にしなくても良いでしょう。

筆者

相場の異常時に、国内FXでは数分間で数千万円の借金を背負った人も居たヨ。

⑥ ボーナスキャンペーン

ボーナスキャンペーンは、国内外関わらず、多くの業者で顧客獲得のために実施されています。

会社によってキャンペーンの有無、その内容は全く異なり、国内外で傾向などは見られませんでした。

そこで、国内外FX業者で幅広く実施されているキャンペーンを一部紹介します。

キャンペーン 内容
口座開設ボーナス 1,000円~20,000円程度が相場。
入金ボーナス 海外FXに多い。50%や100%、高い業者では1,000%のボーナスが付与される。

取引量に応じて

キャッシュバック

取引量に関門が設けられており、期間内にその取引量を達成するとその段階で一部のキャッシュバックを受けられるというもの。

例)step1 往復10 lot = 1,000円プレゼント

step2 往復20 lot=5,000円プレゼント

⇒ 最大で6,000円プレゼント

取引量に応じて

ポイント付与

往復1 lotに対して〇ポイント付与のような形式。

付与されたポイントは取引に使用するか現金化して出金ことも可能。

月間取引量に応じてポイント付与率が変わる業者もあり。

スプレッド縮小

国内FXに多い。特定通貨ペアのスプレッドが一定期間縮小する。

海外FXに多い入金ボーナスは、豪華であることが多く、ユーザーから非常に人気が高いです。

入金ボーナスを目当てに業者を転々とする方も多く居ます。

筆者

100%ボーナスで10万円入金したら元本20万円でトレードできるヨ。

取引量に応じたキャッシュバックは、国内外で多くの業者が実施しています。

一方で、国内FX業者は最大キャッシュバック量が多い分、条件(関門)クリアのハードルが高い傾向にあります。

数千万円以上の資金で運用する方であれば問題ありませんが、数十万円など多額でない資金でトレードする方は、思っていた金額ほどキャッシュバックの恩恵を受けられない可能性があります。

⑦ 税制面(税金)について

FXで利益を出した場合、確定申告をして税金を払わなければなりません。

国内FX業者 海外FX業者
税制

一律20.315%

累進課税

その税率に関しては、国内FXの場合は一律20.315%と定められています。

一方で、海外FX業者の場合は累進課税となっています。

そのため、収入が高いほど、支払う税金の額が大きくなります。

その基準となっているのが、330万円の課税所得です。

その他の収入とFXでの利益を合算して、330万円以上の課税所得となる場合、国内FX業者の方が税金面ではお得になります。

⑧ 信頼性(安全面)について

現在、国内FX業者と言われている企業はすべて日本の金融庁からの厳しい審査を通過し、金融業を営むことを許された業者となっています。

この金融庁からの審査の中には「信託保全」という項目があります。

筆者が使っているAxiory社を例に信託保全について説明します。

信託保全とは?

顧客から預かった資金を銀行の信託口座に預けること。

Axioryの破綻時は、受益者代理人(外部弁護士)を通じて、顧客に口座残高分の資金が返還されます。

通常時

Axiory社破綻時

国内FX業者には信託保全が義務付けられていることから、より安心して利用できます。

筆者

海外FX業者は信託保全が行われている業者とそうでない業者が混在するヨ。

(まとめ)国内FX・海外FXに向いている人

国内FX業者 海外FX業者
最大レバレッジ

低い

高い

スプレッド

狭い

広い
入出金スピード

同程度

強制ロスカット水準

高い

低い

相場急変での

多大な損失時

追証

ゼロカット

ボーナスキャンペーン

いずれも豪華だが、

海外の方がハードルが低い(条件をクリアしやすい)

税制

課税所得330万円以上で

有利(一律)

課税所得330万円未満で

有利(累進課税)

信託保全

義務

任意

一概にこう!とは言えませんが、以上の比較結果を踏まえて筆者なりの見解でリスト化しました。

国内FXが向いている人

✅ スキャルピング、デイトレードメインの方

✅ 少なくとも数十万円の元本が用意できる方

✅ 業者倒産時のリスクに備えたい方

✅ 課税所得330万円以上の方

海外FXが向いている人

✅ スイングメインの方

✅ 低資金から運用したい方(ハイレバ取引)

✅ 相場急変動時のリスクに備えたい方

✅ 課税所得330万円未満の方

✅ 低資金から豪華なボーナスを獲得したい方

口座選びに迷っている方は、当てはまる項目が多い方でまずは口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

ぜひこの機会に自分に合う業者をしっかりと吟味してみてくださいね。

おすすめのFX口座

【1位 海外FX】Axiory(アキシオリー)

Axioryはこんな方におすすめ

✅ 海外FXでスキャルピングトレードをしたい方

✅ 最大1000倍のレバレッジで取引したい方

✅ 高い約定力と低い取引コストでストレス無くトレードしたい方

【2位 海外FX】XMTrading(エックスエムトレーディング)

XMTradingはこんな方におすすめ

✅ 低資金(数千円~)でFXを始めたい方

✅ デイトレード、スイングトレードで運用したい方

✅ 高機能なメタトレーダー(MT4, MT5)を使って分析したい方

【3位 国内FX】DMMFX

DMMFXはこんな方におすすめ

✅ 極狭スプレッドでトレードしたい方

✅ 約5万円以上の資金でトレードを始める方

✅ 海外FX業者を使うことに抵抗がある方

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この記事を書いた人

Age 25/ Kanazawa Univ. (Master, Mar 2021)/トレード歴3年/おすすめ口座や人間関係にストレスを抱えないマインドを雑記ブログで公開中

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