【欧州株投資】AxioryでBMWやポルシェの株の買い方！

本記事では、BMWやポルシェを始めとした欧州株式（個別株）に投資する方法を解説します

最近、老後2000万円問題や資産所得倍増プランで投資が注目され始めています。

せっかく株式投資に興味を持っても、口座選びの段階でどこが良いのか分からず、離脱してしまう人も多々います。

そこで今回は、少し変わった特徴を持つ筆者オススメのAxiory（アキシオリー）の口座について紹介します。

Axiory（アキシオリー）とは？

Axiory（アキシオリー）ってどんな会社？危険じゃないの？という方に、簡単に紹介します。

Axioryは元々FXの海外ブローカーで、株は、米国株と欧州株を取り扱っています。

詳しくは次節で説明します。

株の売買はアルファ口座を選択

株式取引専用の口座タイプはアルファ口座になります。

アルファ口座では、アマゾンやGoogleはもちろん、欧州株も取り扱っているため、高級自動車メーカーのポルシェやBMW、衣服ブランドのバーバリーなどへの個別株への投資も可能です。

2022/7/25現在	米国株・欧州株・ETF	日本株	通貨ペア（FX）	CFD（インデックス・コモディティ）
アルファ口座	〇	×	×	×
スタンダード口座	×	×	○	○
テラ口座	×	×	○	○
ナノ口座	×	×	○	○

日本株のように株主優待はありませんが、年に数回配当金を受け取ることができます。

また、日経やダウ、S &Pなどのインデックス投資はナノorテラ口座を選択してください。

▼FX口座はこちらの記事をご覧ください

Axioryを利用するメリット

まずは、筆者がAxioryを使っていて感じるメリットについて解説します。

① 簡単に欧州株への投資が可能

Axioryのアルファ口座はヨーロッパの個別株に投資できる数少ない口座です。

（欧州株）	Axiory	DMM.com証券	SBI証券	楽天証券	マネックス証券	松井証券
銘柄数	42	0（ETF有）	0（ETF有）	0（ETF有）	0（ETF有）	0（ETF有）

欧州株は1株から購入可能であるため、数万円からの投資が可能です。（下表）

2022/9/19現在	株価（1株）	日本円換算（目安）
BMW	€74.200	10,611円
ポルシェ	€66.540	9,516円
ロールスロイス	£75.91	12,397円
フェラーリ	€195.85	28,007円
バーバリー	£1,723.0	281,366円
ユニリーバ	£3,937.0	642,913円

実際には上記の金額＋取引手数料で数百円程度掛かるイメージです。

欧州の個別株に投資できる口座は日本では貴重であるため、ヨーロッパに投資したい会社がある方は、Axioryのアルファ口座で口座開設してみてはいかがでしょうか？

② 取引手数料が安い

Axioryは国内証券会社と比較したとき、取引手数料が安くなる場合が多いです。

まずは米国株の取引手数料について見てみましょう。

（米国株）	Axiory	DMM.com証券	SBI証券	楽天証券	マネックス証券	松井証券
取引手数料（税込）	50株まで1.5USD、 51株以上0.03USD/株数	完全無料	0.495%（上限22USD）	0.495%（上限22USD）	0.495%（上限22USD）	0.495%（上限22USD） +0.25円/USD

今回比較した6社の中では、DMM.com証券（DMM株）の手数料完全無料が最も安いです。

他の5社のうち、Axiory以外の4社は0.495%（上限22ドル）の手数料方式を採用しています。

計算すると、株価や為替レートに関わらず、733株と734株の間で手数料が逆転します。

Axioryの手数料に上限値はないため、数百万円以上株を買い入れる方は他社を選択する方が無難でしょう。

しかし、それ以下の投資額であれば、Axioryの方が手数料が安くなることが分かります。

ちなみに、欧州株の取引手数料は以下のようになっています。

（欧州株）	Axiory
取引手数料（税込）	最小手数料3.0～3.5USD、 以降0.10～0.15％

取引手数料は大した額ではありませんが、少ないに越したことはないため、取引手数料が安いのは嬉しいですね。

③ 分析にメタトレーダー5（MT5）が使用できる

Axioryでは取引プラットフォームに高度なチャート分析が可能なメタトレーダーを採用しています。

メタトレーダーはFX界隈では世界で最も人気があるツールだと言っても過言ではありません。

株専用のアルファ口座では、メタトレーダー5（MT5）が使用できるため、よりテクニカルな分析をしたい方に非常に適しています。

④ サポートの日本語対応＆専門性が優れている

Axioryは株の専門知識を持つ日本人スタッフをカスタマーサービスに常駐させています。

そのため、Axioryでは、不明点やトラブル解決時に日本の証券会社と相違ないサポートを受けられるだけでなく、分析などに関する技術的な相談も可能です。

気になる点…

ここまではAxioryの良い点を紹介してきました。

次は、筆者が実際に使っていて少し不便だと感じた点についても正直にレビューしていきたいと思います。

① 米国株の取り扱い数が少ない

Axioryは米国株と欧州株の取引ができますが、他社に比べて米国株の取扱数が決して多いとは言えません。

（米国株）	Axiory	DMM.com証券	SBI証券	楽天証券	マネックス証券	松井証券
銘柄数 2022/9/19時点	81	1,615	5,242	593	4,281	496

そのため、米国株をメインで買い入れる場合は取引手数料無料のDMM株や取扱い銘柄が多いSBIやマネックス証券で取引する方が無難でしょう。

しかし、Axioryではメタトレーダー5を使った分析ができたり、ヨーロッパの個別株を取引できるメリットがあるため、自分に合った方を選択しましょう。

② レバレッジ取引ができない

Axioryのアルファ口座ではレバレッジをかけた取引ができません。

	現物	レバレッジ
利益	小	大
損失リスク	小（最大で入金額まで）	大（最大で入金額＋追証）
ポジション	買いのみ	買い／売り

レバレッジをかけるとリスクを背負う代わりに大きな利益を狙えたり、売りから入ることができるメリットがあります。

そのため、下がると思った銘柄を売って稼ぎたい方や、大きな利益を狙いたい方には物足りなく感じるかもしれません。

③ アルファ口座にキャンペーンが適用されないことがある

Axioryでは年2回程度で定期的にボーナスキャンペーンが開催されています。

しかし、これらはFX口座開設者向けのキャンペーンになっており、株専用のアルファ口座は対象外になっています。

今後、アルファ口座でもキャンペーンが開催されるようになると良いですね。

④ 日本の金融庁の許可を得ていない

Axioryは日本の金融庁の許可を得ていません。

そのため、Axioryでの取引を不安に思う方も多いかもしれません。

しかし、Axioryはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンスを得ています。

この金融ライセンスはマイナーですが、この委員会は、厳格な経営管理体制を要求することで知られています。

また、Axioryは2019年8月からドーハ銀行で信託保全を行っています。

さらに、Axioryでは、自社の資産と顧客の資産を区分（分別）管理しているため、顧客の資産が勝手に使用されることはありません。

万が一会社が破綻した場合にも、預けていた資産は顧客に返還されるので、安心して利用することができます。

海外FX業者は、信託保全は行っておらず区分管理のみのケースが多いです。

そのため、Axioryは、圧倒的な信頼度を誇る海外FX業者であることが分かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

Axioryは株の取引でありながらメタトレーダーが使えたり、ヨーロッパの個別株が買えたりと、一風変わった証券会社になります。

米国株の取引は他社に劣りますが、よりテクニカルな分析をしたい方や欧州企業に投資したい方はぜひAxioryでアルファ口座を開設してみてはいかがでしょうか？