マルチタイムフレーム分析(MTF分析)は多くの人が利用する人気なFX分析手法の1つです。
現状トレードトレーナーでマルチタイムフレーム分析をするには少しコツが必要です。
そこで今回は、トレードトレーナーでマルチタイムフレーム分析をする方法を簡単に紹介します。
必要な準備
トレードトレーナーでは複数時間足のチャートを表示させることはできますが、引いたラインが連動して表示されません。
そこで、外部のインジケーターを使用して、複数時間足で引いたラインを同期させます。
外部のインジケーターをダウンロードする
公式でも紹介されている外部のインジケーターを下記ブログよりMT4にインストールします。
記事内とサイト右上のバナーをそれぞれクリックして製作者を応援するとダウンロード可能なようです。
製作者のHTさんは他にもオリジナルでMT4とMT5使用できるインジケーターを開発しており、製作依頼もメールにて受け付けているようです。
リンク先のサイト下部のダウンロードボタンを押します。
そうすると、「HT_Line_Sync_V1.22.ex4」というファイルがダウンロードされ、一旦ダウンロードファイルに格納されます。
MT4にインジケーターを設定する
次に、MT4を通常通り起動します。
左上の「ファイル」から、データフォルダを開きます。
立ち上がったデータフォルダから「MQL4→Indicators」の順でクリックします。
「ダウンロード」内にある「HT_Line_Sync_V1.22.ex4」を切り取りやコピーし、「Indicators」内に移動します。
移動完了後、MT4を再起動します。
これで事前準備は完了です。
マルチタイムフレーム分析の流れ
それでは、マルチタイムフレーム分析に入っていきましょう。
トレードトレーナーで複数時間足のチャートを起動する
まず、通常通りトレードトレーナーを起動します。
今回は、ドル円の1時間足と日足を開きます。
1時間足と日足のドル円チャートが起動できました。
1時間足でローソク足を進めると、日足が連動してピョンピョン動きます。
逆に日足でローソク足を進めると、1時間足で24本分一気に進めることができます。
しかし、このままでは、チャート内に線や図形を描いても、1時間足と日足で同期しません。
準備でダウンロードしたインジケーターを起動する
先程インストールしたインジケーターをチャート上に設定します。
「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」→「HT_Line_Sync_V1.22」の順でクリックします。
次のポップアップが立ち上がるため、そのまま「OK」をクリックします。
これは線を書き込む時間足すべてに適用させてください。
ラインを引くのは日足のみで、1時間足に同期させたい場合は日足のみに適用で問題ありませんが、1時間足にもラインを引いて、日足に同期させたい場合は1時間足にも適用させます。
ここからは通常通りMT4でラインをチャート内に書き込むと、複数時間足で同期されるようになります。
説明は以上となります!
フィボナッチ系や図形には未対応のようですので、他にやり方があれば是非教えていただきたいです。